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相撲

横綱・大の里、霧島に初黒星で6勝6敗…史上3例目の皆勤負け越し危機

公開 2026年7月23日
横綱・大の里、霧島に初黒星で6勝6敗…史上3例目の皆勤負け越し危機

大相撲名古屋場所は12日目を迎え、横綱・大の里(26=二所ノ関)が正念場に立たされた。過去10戦全勝と圧倒的な相性を誇っていた大関・霧島(音羽山)に、まさかの初黒星を喫したのだ。これで大の里は6勝6敗の五分。残り3日で負け越しが確定すれば、横綱として史上3例目の不名誉な記録となってしまう。

勝負は立ち合いから激しく動いた。右を差しに行った大の里だったが、霧島が鋭く右手をたぐり寄せると、体を入れ替えるようにして鮮やかな「とったり」を決めた。大の里は体勢を崩し、土俵に這うように倒れた。これまでの対戦では一度も味わったことのない敗北に、館内からはどよめきが起こった。

この日の黒星で、大の里は11日目の関脇・熱海富士戦から痛恨の2連敗。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降、横綱が皆勤して負け越した例は、89年秋場所の大乃国(7勝8敗)、99年秋場所の3代目若乃花(7勝8敗)のわずか2例しかない。大の里はその歴史に名を連ねる瀬戸際に立たされている。

13日目、対するは2敗で優勝争いのトップに並ぶ幕内・尊富士(伊勢ヶ浜)。負けられない一戦で、大の里の横綱の意地が問われる。綱の威信をかけ、土俵際で踏みとどまることができるか。ファンも固唾を飲んで見守る名古屋場所、終盤戦の行方から目が離せない。

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