大谷翔平が今季初の2発!25&26号もドジャース6連敗…MVP争うPCAも2発で応酬
シカゴの歴史あるリグリー・フィールドが、二つのスーパースターの競演で沸き返った。ドジャースの大谷翔平(32)が5日(日本時間6日)、カブス戦で今季初となる1試合2本塁打をマーク。25号先頭打者アーチと26号2ランを放ち、チームは1点差で敗れ6連敗となったが、その打棒は敵地を震撼させた。
初回、フルカウントからの7球目。カブス先発・今永が投じた高め91.7マイル(約148キロ)の直球を、大谷が豪快に引っ張った。打球は右翼手・鈴木誠也の頭上を越え、右翼席最前列に突き刺さる先頭打者本塁打。今永から初めてのアーチで、シーズン自己最多にあと1本に迫る今季11本目の先頭打者弾は、日本選手最多のイチローが持つ37本まであと2本に迫る通算35本目となった。バリー・ボンズと並び歴代16位という記録も手にした。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー しかし、大谷だけが主役ではなかった。ナ・リーグのMVPを争うカブスのピート・クローアームストロング外野手(24)も、初回に先頭弾を放つと、4回には2本目。両軍の1番打者が初回先頭弾を含む1試合2本塁打を記録するのは、1994年と2013年以来、史上3度目の珍事。さらに両軍の左打者が左腕投手から先頭打者アーチを放つのは史上初という記録も生まれた。
大谷は5回には中前打を放ち、4-7と3点を追う8回2死一塁では、右腕ゼファジャンのスライダーを左翼席へ運ぶ26号2ラン。1点差に迫る一打に、本人は「いいコースに対してしっかり反応できた」と振り返った。
それでも、チームは今季ワーストの6連敗。大谷の目はライバルではなく、チームの勝利だけを見据えていた。「PCA」については「素晴らしい選手」と敬意を示しつつ、MVP争いについては「今の段階で気にしていることはない」と一蹴。「今は一刻も早く1勝して流れを止めることが大切」と語った。
左膝の炎症の影響で7月3日を最後に登板はなく、シカゴ遠征中に予定していたキャッチボール再開も見送られた。それでも大谷は「ケガをしない方法としては“出ない”という選択肢が一番かもしれないけど、誰しも万全な状態ではやっていない。少しのリスクを取りながら、貢献する可能性の方が高いとは思っているので出場している」と、傷を抱えながらも勝利だけを追い求める覚悟を示した。直近5年で4度MVPに輝いた男が、次に目指すのはチームの連敗ストップだ。
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