速球攻めで露呈したド軍打線の弱点 直近1勝8敗の衝撃
ドジャースが止まらない。敵地でのダイヤモンドバックス戦に敗れ、これで3カード連続の負け越し。直近9試合の成績はわずか1勝8敗、8月の勝率は.125と、かつての強豪とは思えない数字が並ぶ。地区首位こそ守っているものの、2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差は7.5にまで縮小。まさに正念場を迎えている。
大谷翔平もこの日は4打数無安打、2三振に沈むなど、打線全体から活気が消えた。ここ1カ月、レッドソックス、カブスにそれぞれ3連敗を喫するなど、苦しい戦いが続いている。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro なぜ、球界屈指の破壊力を誇る打線がここまで沈黙しているのか。その背景を、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番記者ファビアン・アルダヤ氏が鋭く指摘した。相手投手陣がドジャース打線の「弱点」を見抜いたというのだ。
なんと7月1日以降、ドジャースはメジャーで最も高い割合となる58.7%の確率で速球を投げられているという。つまり、他球団は「ドジャースは速球に弱い」と踏んで、真っ向勝負を仕掛けているのだ。
その速球に対するドジャース打線のOPSは.693。出塁率.310はメジャー4番目の低さ、長打率.383に至っては同5番目。強力打線のイメージとは裏腹に、ストレートに力負けしている実態が浮き彫りになった。
デーブ・ロバーツ監督もこの現状を認めている。「このシリーズでは、速球を打てていなかったことが非常にはっきりしていた。その結果、特に変化球、なかでもチェンジアップに苦しめられてしまった」と指揮官。速球を打ち損じ、そこから変化球にも対応できなくなる悪循環に陥っているようだ。
それでも指揮官は「私たちは間違いなく、本来の力を発揮できていない」と語り、チームの底力に期待を寄せる。8月10日からは本拠地ドジャースタジアムにロイヤルズを迎える。他球団に突き崩された牙城を、自らの手で再構築できるか。首位独走へ向けて、真価が問われるシリーズとなる。
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