古賀ジェレミー、U20世界選手権110mHで銀!12秒台連発の19歳が次なる標的はハイハードル
U20世界選手権から帰国した古賀ジェレミーが、成田空港での会見で力強く宣言した。「ハイハードルでも12秒台を出せるように頑張りたい」。19歳のホープが、ジュニアの頂点で掴んだ確かな手応えを胸に、さらなる高みへと挑戦を続ける。
米国・ユージンで行われた第21回U20世界選手権。男子110mハードル(U20規格/99.0cm)で銀メダルを獲得した古賀は、予選こそ8台目付近で失速し13秒54(向かい風1.0m)で組3着と苦しんだものの、準決勝で一変。追い風0.3mの中、12秒95というU20世界歴代3位の快タイムを叩き出し、自ら掲げていた目標を達成した。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 迎えた決勝では、金メダルを獲得した米国のL.ブラウンがU20世界タイ記録の12秒72で圧巻の走り。古賀は「力みが出てしまった」と振り返るも、12秒97(追い風0.7m)でしっかりとまとめ、12秒台を連発する安定感を見せた。「米国の選手と間近で走っていろいろ得られる大会になりました」と、世界のトップと競い合った経験を財産とした。
特にブラウンら米国勢の走りからは、リード脚の「振り下ろす脚の動きが速い」と刺激を受けた様子。その一方で、「米国選手はジュニアハードルに合わせたハードリングで、ハイハードル(一般規格/106.7cm)になったらどうなるのだろうか」と冷静に分析し、自身の強みを再確認する場にもなった。身長185cmの長い手脚を活かしたハードリングが、彼の最大の武器だ。
今大会でU20規格は最後となる古賀。次なるステージは、同じ順大の先輩である村竹ラシッドや泉谷駿介ら、世界と戦うトップ選手がひしめくハイハードルの世界だ。5月のセイコーゴールデングランプリでの転倒、その影響が頭をよぎった6月の日本選手権での失格という苦い経験を乗り越え、「自分の魅力はハイハードルで出ると想っています」と迷いはない。
一般規格でのベストは13秒40だが、昨年のインターハイでは追い風参考ながら13秒18(追い風2.2m)をマーク。9月の日本インカレで、いよいよ一般規格での12秒台突入に挑む。古賀ジェレミーの挑戦は、まだ始まったばかりだ。
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