アルカラス、114日ぶり復帰へ!手首のケガは深刻か?全米OP間に合うか
**ついに動き出した!王者アルカラス、手首のケガから復活への第一歩**
テニス界に激震が走ってから、はや114日。22歳の天才、カルロス・アルカラスがついにコートに戻ってきた。今年4月のバルセロナ・オープンで予選突破を果たした直後、手首の痛みに襲われて棄権。それ以来、全仏オープン、ウィンブルドンと2大会連続で欠場を強いられていた男が、練習再開の映像を公開したのだ。SNSに投稿されたその姿は、髪を伸ばし少しやつれたようにも見えるが、ラケットを握る手つきは以前と変わらぬ鋭さを感じさせる。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro **問題のケガは「腱鞘炎」。なぜこんなに長引くのか?**
アルカラスを苦しめているのは「tenosynovitis(腱鞘炎)」。手首の腱を包む鞘(さや)に炎症が起きるこのケガは、テニス選手にとってはまさに天敵だ。ラケットを握る、スイングする、あの強烈なトップスピンを生み出す…全ての動作で手首が重要な役割を果たすからだ。特に現代テニスは、ラケットやストリングの進化により、かつてないほど強いボールを打ち合う時代。元ウィンブルドンチャンピオンのリカルド・クライチェクは「手首のケガは本当に厄介だ。再びテニスができるようになるまで、ゼロから積み上げていくしかない。足首の靭帯断裂とはわけが違う」と警鐘を鳴らす。
現場で選手を支える理学療法士のジェームズ・ロス氏も口を揃える。「手首は血行が非常に悪く、治りが遅い。筋力の回復にも途方もない時間がかかる。そして何より難しいのはメンタルだ。一度痛みを経験すると、無意識に手首をかばう動きが出てしまう。信頼関係を再構築するのは簡単じゃない」。
**全米オープン連覇は?重なるレジェンドたちの影**
気になるのは、8月26日開幕の全米オープンだ。アルカラスは昨年、この舞台で優勝し、自身4つ目のグランドスラムを獲得。もし欠場となれば、3大会連続のグランドスラム欠場となり、連覇の夢は途絶える。
ロジャー・フェデラーが30代後半になるまで2大会連続欠場を経験しなかったことを思えば、22歳でこの苦境に立たされるアルカラスの状況は異例だ。ラファエル・ナダルも26歳の時にケガで2大会連続欠場を余儀なくされたが、そのうちの1つは病気によるものだった。ノバク・ジョコビッチに至っては、キャリアを通じてグランドスラムを連続で欠場したことがない。ライバルのヤニック・シナーでさえ、2019年のデビュー以降、全てのグランドスラムに出場し続けている。
**「復帰は焦るな」―専門家の見解**
ロス氏は「ケガはチャンスと捉えるべきだ」と語る。「今はボールが打てなくても、心肺機能を高め、体幹や下半身を鍛える絶好の機会。精神的にリフレッシュする時間としても重要だ」。実際、アルカラスはトレーニング映像の中で、ラケットを使わないフィジカルトレーニングに励む姿も見せている。
しかし、復帰の時期については慎重な見方が支配的だ。「回復には数週間から数カ月かかる。万全でない状態でコートに戻れば、再発のリスクが高まる」。全米オープンに間に合わせるため、無理をさせるわけにはいかないのだ。
アルカラスはこの試練を乗り越え、再び頂点に立つことができるのか。かつてフェデラーやナダルも通った道。真の王者となるための、最初の大きな壁が今、22歳の若き才能に立ちはだかっている。
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