衝撃!山田奈央、高1最高23秒91で22年ぶり1年生V/滋賀IH
高校陸上の頂点、インターハイで歴史が動いた。滋賀・平和堂HATOスタジアムで行われた5日目の女子200m決勝。スタートラインに立った8人のうち、7人が3年生という経験値の壁。そんな中、ただ一人の1年生、山田奈央(市柏・千葉)が22年ぶりの“ルーキーV”を成し遂げた。記録も高1最高の23秒91(向かい風0.8m)だ。
「1年生だから、失敗を恐れず全力で突っ込もう」。そう自分に言い聞かせて臨んだレース。前半は100m2位の加藤結衣(龍谷大平安・京都)や、前回覇者で400mとの2冠を狙うバログン・ハル(市川・千葉)らに先行を許した。しかし、直線勝負でギアが上がる。山田の加速は驚異的だった。先行する選手を次々と追い越し、一気に先頭でフィニッシュラインを駆け抜けた。「まさか優勝できると思っていなかったのでうれしいです」。本人も驚きの結果に、笑顔がはじけた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro この快進撃は前日から始まっていた。予選で23秒96(+0.2)をマークし、自己ベストを0.08秒更新。続く準決勝でも23秒99(+0.3)と、安定した走りを見せた。「昨日は疲れちゃったんですけど、しっかりストレッチとかそういうケアをよく心掛けて、ちゃんと疲労を取りました。決勝のウォーミングアップも自分の動きを確認しながらできました。それが優勝につながりました」。決勝を含め、全3レースで23秒台を叩き出したのは山田だけ。まさに圧巻のパフォーマンスだった。
2週間前からは夜に練習を積み、本番へ向けて調整。「かなり状態が上がってきていました」と手応えを口にする。そして早くも次の目標を掲げる。「来年、再来年と優勝して3連覇を目指していきたい」。1995年から97年にかけて鈴木智実(市邨学園・愛知)が達成して以来、4人目の快挙へ挑戦状を叩きつけた。
さらに今大会、もう一つのミッションがある。4×100mリレーでの「44秒台での優勝」だ。200m決勝の直後、山田はリレー予選にも出場。アンカーを務め、全体トップの45秒73をマークした。「みんなで力を合わせて44秒台を出したい」。チームメートとともに、新たな歴史を刻む覚悟だ。
なお、2位には24秒03で加藤結衣、2連覇を狙ったバログン・ハルは24秒12で3位に終わった。
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