藤川監督の“令和JFK”構想始動!24歳工藤が1点差巨人戦で衝撃のプロ2セーブ目
首位攻防の大一番で、藤川監督が下した采配が大きな注目を集めている。
13日、敵地・東京ドームで行われた巨人戦。阪神は3-2の1点リードで9回の守備を迎えた。通算131セーブの実績を持つ岩崎優投手は既に8回に登板済み。今季19セーブをマークするラファエル・ドリス投手もベンチに控える中、藤川監督がマウンドに送ったのは、2024年育成ドラフト1位で入団した24歳の工藤泰成投手だった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 工藤は先頭の大城卓三捕手を右飛に打ち取ると、続くトレイ・キャベッジ外野手には4球連続フォークで攻め、3度空振りを奪って三振。最後は20歳の石塚裕惺内野手を、160キロを計測した直球で追い込み、外角低め156キロで見逃し三振に仕留め、試合を締めくくった。
これで工藤は今月2日のヤクルト戦に続き、プロ2セーブ目。現役時代に捕手として4球団で通算21年間活躍した野球評論家・野口寿浩氏は「注目度の高い巨人戦で1点差のセーブは相当な自信になった。チーム全体の戦力アップにもつながる」と評する。
一方、最速161キロの25歳・木下里都投手も6回に1点リードの場面で登板。2三振を奪い3者凡退に抑えると、続く7回も続投。キャベッジを157キロの速球で空振り三振、代打・丸佳浩外野手を内角低めのフォークで空振り三振に仕留めるなど、圧巻の投球を披露した。
野口氏は「工藤も木下も自信満々で、“打てるものなら打ってみろ”という感じ。藤川監督は自身が現役時代、岡田彰布監督の下で“JFK”の一翼を担ったように、今度は自分の手で若い勝利の方程式を育てようとしている」と指揮官の意図を分析する。
阪神のリリーフ陣は昨季53試合登板・防御率0.17の石井大智投手が左アキレス腱断裂で未登板。昨季66試合・防御率0.87の左腕・及川雅貴投手も今季防御率4.00と振るわず、不安要素もある。そんな中で台頭してきた160キロ超えの若き2人の存在は、チームにとってまばゆいばかりの光明だ。
現役時代にジェフ・ウィリアムス氏、久保田智之氏と“JFK”トリオで7、8、9回を担い一世を風靡した藤川監督。今季は熾烈な首位争いを展開しながらも、近い将来を見据えた“令和のJFK”づくりへ着実に布石を打っている。
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