ドレーパー、シンシナティ初戦で痛恨の逆転負け…第2セット5-2から6度のセットポイントを逃す
ジャック・ドレーパーがシンシナティ・オープン初戦で衝撃の逆転負けを喫した。第2セットを5-2とリードしながら、そこから6度のセットポイントを握りながらも全て逃し、スペインの20歳、マーティン・ランダルースに5ゲーム連取を許して6-3、7-5のストレート負け。元世界4位がまさかの初戦敗退を喫した。
この試合は、先週のカナディアン・オープンで涙をのんだ復帰戦以来となる今季2試合目。ドレーパーは6月以来の実戦で、前戦ではテレンス・アトマネに敗れていた。肩のケガからの完全復活を目指す24歳の英国人にとって、またしても厳しい結果となった。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 第1セットを落としたドレーパーは、第2セットで完全にペースを掴み、セットポイントまであと1ポイントに迫った。しかし、そこから歯車が狂う。6度のチャンスを生かせず、逆にランダルースが勢いづく。セットカウント5-5に追いつかれた瞬間、ドレーパーの表情から自信が消えた。最終的に47本のアンフォーストエラー、12本のダブルフォールトという数字が、現在の苦しい精神状態を物語る。
ドレーパーは昨年8月の全米オープンで肩を痛めて以来、骨挫傷に悩まされ、今夏のウィンブルドンとワシントン・オープンでは復帰を断念していた。この12カ月で世界ランキングは4位から160位まで急落。現在は143位にまで回復したが、かつての輝きを取り戻すにはまだ時間が必要だ。
こうしたケガの連鎖を断ち切るため、ドレーパーは新たな取り組みを始めている。メキシコ人のバイオメカニクス専門家、カルロス・カノ(61歳)に相談。カノはすでにアーサー・フェリーを英国ナンバーワンに導いた実績を持つ。ドレーパーがこのコラボレーションで再び頂点を目指せるか、今後の動向から目が離せない。
試合後のドレーパーは「第2セットのあの場面で勝ち切れなかった。自分のプレーに自信を持てずにいる」とコメント。苦しい時期が続くが、ファンは彼の復活を信じて待ち続けている。
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