スーパーボウル2連覇のNFL選手、不妊治療薬で禁止薬物陽性「知らなかった」
NFLのテネシー・タイタンズに所属するコーナーバック、ナジー・ジョンソン選手が、不妊治療のために服用していた薬が原因で禁止薬物に陽性反応を示し、6試合の出場停止処分を受けたことを自身のX(旧ツイッター)で明かした。
28歳のジョンソン選手は、カンザスシティ・チーフスで2023年と2024年のスーパーボウル連覇に貢献した実力者。今年7月にタイタンズへ移籍したばかりだった。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー ジョンソン選手は、医師から不妊の診断を受け、妻とともに不妊治療を受けていたと説明。「その薬の中に、禁止リストに載っている物質が含まれているとは知らなかった。そして、PED(パフォーマンス向上薬)の陽性反応が出てしまった」と語っている。
「NFLの全選手、そしてこれからリーグに入ってくる新人に向けての教訓だ。何かを体に入れる前に、必ずプロセスを踏んで事前に承認を得ること。それをせずに何かを摂取してはいけない」
さらに、私生活でも苦しい状況にあることを告白。「数週間前に赤ちゃんを失った。妻にとっても私にとっても、本当に辛い時期だ。幸いなことに、まだ9つの良好な卵子が残っている。家族を育てられる希望を持ち続けている」と綴った。
ジョンソン選手は2022年にチーフスからドラフト指名を受け、プロ入りしてから最初の4シーズンを同チームで過ごした。スーパーボウル2連覇という偉業を達成した直後の移籍先での今回の処分に、ファンからは驚きと同情の声が上がっている。
処分は8月30日から始まり、レギュラーシーズン6試合分の無給出場停止となる。ただし、それまでのプレシーズン活動や試合には参加可能だ。タイタンズの開幕戦は9月13日に予定されており、ジョンソン選手は10月19日に復帰資格を得る見込み。
不妊治療というデリケートな問題と、競技生活の岐路に立たされた若きディフェンスの要。彼が再びフィールドに戻る日を、ファンは静かに待っている。
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