フェリーが復帰戦で白星、ジョコビッチは持病を告白
ウィンブルドンで旋風を巻き起こしたイギリスのアーサー・フェリーが、シンシナティ・オープンで復帰戦を白星で飾った。相手はオーストラリアのジェームズ・ダックワース。6-4、2-6、7-6(7-4)のフルセットマッチを2時間34分で制し、見事なカムバックを果たしている。
フェリーはウィンブルドン前に世界ランキング114位だったが、ワイルドカードで出場した大会で準決勝まで進出。アレクサンダー・ズベレフに敗れるまで、その快進撃は止まらなかった。その結果、ランキングは自己最高の36位に急上昇。今大会は第32シードとして出場しており、キャリア2度目のマスターズ1000の舞台となる。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro ウィンブルドン後は休息を取り、ローハンプトンのナショナル・テニスセンターでトレーニングを積んできたという。次戦はオーストラリアの第5シード、アレックス・デ・ミノーと対戦する。イギリス勢ではキャメロン・ノリーがドイツの第1シード、ズベレフに3-6、6-3、6-3で敗れ、姿を消している。
一方、ノバク・ジョコビッチはアルゼンチンのティアゴ・ティランテに2-6、6-4、6-4で敗れる波乱。世界ランク50位のティランテに、まさかの初戦敗退を喫した。
この日、シンシナティは高温多湿の過酷なコンディション。ジョコビッチは第2セット中にコートに手をつき、メディカルタイムアウトを取る場面もあった。18分にも及んだ第2セット第3ゲームを制した後は明らかに消耗し、嘔吐する場面も目撃された。トレーナーと医師がコートで処置を行い、両者は第2セット後にいったん控え室へ戻っている。
再開後、第3セット第9ゲームでサービスを落としたジョコビッチは、そのままマッチを失った。試合後、ジョコビッチは持病を抱えていることを明かしている。
「ここ数年ずっと悩まされている健康上の問題だ。特に湿度が高く暑い時に、いろいろな症状が出る」と説明。今季は7月のウィンブルドン準決勝でヤニック・シナーに敗れて以来の実戦だったが、思わぬ形で敗退となった。
勝利したティランテは「キャリア最高の勝利だ」と喜び、「ノバクのようなレジェンドと戦う緊張をどうにかコントロールした。プレッシャーが大きかった」と振り返った。
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