イギリス女子フラッグフットボール、涙の敗戦…メキシコに20-19で競り負け五輪逃す
イギリス女子フラッグフットボール代表が、2028年ロサンゼルス五輪出場権を目前で逃した。ドイツ・デュッセルドルフで行われた世界選手権の3位決定戦、相手は世界ランキング1位のメキシコ。試合は最終プレーまでもつれる熱戦となったが、20-19でイギリスが敗北。メキシコがLA28行きの切符を掴んだ。
立ち上がりはまさに悪夢。イギリスは最初の2回の攻撃で連続インターセプトを喫し、そのうちの1つをタッチダウンに結び付けられて0-13と大きくリードを許す。しかし、世界ランク3位の実力を見せたのはここからだ。アンジェリカ・テイトのタッチダウンで反撃の狼煙を上げるが、メキシコもすぐさま応戦し、20-6と点差を広げられる。前半終了間際にはグレース・コンウェイがインターセプト目前の好プレーを見せるも得点には至らず、苦しい展開で折り返した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 後半に入ると、イギリスが真価を発揮する。今大会の得点王であるエミリー・ケンプが連続タッチダウンを奪い、ついに20-19の1点差に迫る。残り時間わずか2分、イギリスは逆転を懸けて2ポイントコンバージョンを選択。ケンプがジェス・アレンのパスをエンドゾーン後方でキャッチしたものの、左足がわずかにラインの外。あと1インチ(約2.5センチ)及ばず、逆転はならなかった。メキシコがそのまま時間を消耗し、勝利を確定させた。
試合後、イギリスのジャック・リードヘッドコーチはBBCスポーツに対し、「最初の2ドライブでインターセプトされ、前半終了間際のピックシックス寸前のドロップが痛かった」と振り返る。「しかし、チームが諦めずに戦うことは分かっていた。後半はメキシコに得点すら許さなかった。だが、フットボールはインチのゲームだ。エミリーはたった1インチ、ラインの外だった」。
イギリスは準決勝で開催国アメリカに27-21で敗れており、アメリカはカナダと決勝を戦っている。アメリカは開催国として自動出場権を持ち、カナダとメキシコがLA28行きを決めた。イギリスは次の五輪予選まで2年を待たなければならない。
それでもリードHCは誇りを忘れない。「チームを本当に誇りに思う。私たちは世界の誰とでも戦えることを示した。今日は世界1位のメキシコ、昨日は世界2位のアメリカと戦い、どちらも最後まで競り合った。フラッグフットボール界の尊敬を勝ち取り、多くの人を驚かせたはずだ」。
一方、イギリス男子代表はブラジルを33-26で破り総合13位で大会を終えている。アメリカはイタリアを46-26で下し、6連覇を達成。カナダはメキシコとの3位決定戦を34-26で制し、イタリアと共にLA28出場権を手にした。
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