アビラル・ヒマラヤン・チーターがISKA世界王座に挑戦!190cm長身リ・ボリンと激突
2026年9月5日、愛知・刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催される『HEAT.59』の全対戦カードが発表された。注目は何と言っても、ISKAユニファイドルール世界スーパーウェルター級(-70kg)王座決定戦。インターコンチネンタル王座をすでに手中に収めているアビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)が、中国の若き強豪リ・ボリン(シャンミンファイトクラブ)と世界のベルトを懸けて激突する。
アビラルと言えば、K-1にも参戦経験のあるデーブ・クマール・ギミーレを父に持つ、ネパール出身のファイター。2016年に来日し、志村道場でキックを始めてからというもの、2020年1月にHEATミドル級王座を獲得。同年12月のK-1初参戦では木村“フィリップ”ミノルからダウンを奪う衝撃のデビューを果たしたが、出血によるTKO負けに。その後もK-1に定期参戦し、2024年10月にISKAインターコンチネンタル王座、2025年5月にはKrushで小田尋久を破りKrushスーパー・ウェルター級王者に輝いた。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー しかし、2025年9月の「K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント」開幕戦ではアイメリック・ラジジに判定負け。11月にはジョナサン・アイウルに敗れ連敗を喫したものの、2026年3月に璃久をKOで下しKrush王座の初防衛に成功。同王座は7月に返上し、今回の世界王座獲りに照準を合わせた。璃久戦後のマイクでは「キックから離れて違う競技をやろうと思っています」とMMA転向を示唆していたが、その前にISKAのベルトを巻くつもりだ。戦績は20勝(19KO)8敗。
対するリ・ボリンはわずか21歳。アビラルの185cmを上回る190cmの長身を誇り、エミールレジェンドクンクメール認定70㎏王者、ウーリンフェングシティーチャレンジ70kg王者のタイトルを持つ。戦績は23勝(5KO)2敗と、こちらも十分すぎる実績。身長差をどう料理するか、アビラルの真価が問われる一戦だ。
もう一つ外せないのが、HEAT KICKライト級タイトルマッチ。王者・安川侑己(納屋橋キック)に、藤井重綺(Team +1)が挑戦する。安川はHEATを主戦場に、2021年10月に第4代HEAT KICKライト級王者決定戦を制して王座に就くと、2023年12月には悠里をKOで退けるなど長期政権を築いてきた。2026年3月には『HOOST CUP』で2階級制覇の泰良拓也を初回KO、5月には『LEGEND』でLEGENDスーパーライト級暫定王者にも輝くなど、勢いは止まらない。戦績は21勝(11KO)6敗1分。
しかし挑戦者の藤井もただ者ではない。RISEを主戦場に、SEIDOや泰良拓也らを撃破。2024年8月には『STRIKE NEXUS』でケースケを破り、STRIKE NEXUS初代スーパーフェザー級王者に。その後も髙岩拓、トンミーチャイ、パク・テヒョン、森洸稀、Tun Lin Ooと連勝街道を突き進む。まさに危険な挑戦者。安川にとっては過去最強クラスの刺客と言えるだろう。
そしてHEAT KICKミドル級(70kg)王座決定戦では、平山迅(TEAM ONE)がシム・ヨンス(DARM TEAM KAISER)と対戦。平山は皇治の盟友として知られ、K-1グループで渡部太基、塚越仁志、牧平圭太、木村“フィリップ”ミノルといった歴代Krush王者たちと激闘を繰り広げてきた。2023年9月の『NARIAGARI』ではISKAインターコンチネンタル王座決定戦に臨むもモー・アブドゥラマンにTKO負け。2024年4月にはHEATでアビラルに挑むも4R TKO負け。それでもめげずに、2025年7月に約3年ぶりにK-1復帰を果たすとKO-TA BRAVELYをKO。2026年5月には『NARIAGARI』でロクク・ダリに判定勝ち。タイでのムエタイ修行も経て、2本のベルトを獲得している。ISKA世界王座を視野に入れる平山が、まずはHEATのベルトを奪取できるか。
さらに、HEAT女子ムエタイ(ヒジ打ち無し)49kg契約では、シュートボクシングのホープ小桐冬華(TEAM FOREST)がチョン・アヨン(チョン・ウグァン)と約1年ぶりの試合に臨む。SB日本女子アトム級王者MISAKIと同門で、空手で正道会館や極真空手の大会を制した実績の持ち主。2023年アマチュアSB全日本大会女子-55kg級王者。2024年6月のプロデビュー戦では顔面前蹴り一発でKO勝ちという衝撃的なデビューを飾り、8月の2戦目では“新時代天才少女”宇野あいりとの接戦を制した。3戦目でONE FFに出場しロー・チーチェンに敗れたが好試合を展開。その後、奥村幸美に勝利、岩永唯伽とドロー。戦績は3勝(1KO)1敗1分。久々のリングでどんな進化を見せるか。
全階級を通じて、熱い戦いが約束された『HEAT.59』。9月5日、刈谷が燃える。
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