ドレーパー、ワシントン大会も直前棄権…長期腕の負傷に悩む24歳
ジャック・ドレーパーに再び暗雲が立ち込めた。元英国No.1の24歳レフティは、27日開幕のATPワシントン大会(ムバダラDCオープン)に出場予定だったが、当日になって棄権を発表。先月のウィンブルドンに続き、大会前日の撤退という苦い展開となった。
問題は、1年以上にわたって彼を悩ませる右腕の骨挫傷だ。先週末には「体の状態は良い」と語り、新コーチに就任したアンディ・マリーの指導の下で練習でも力強い姿を見せていた。しかし、ATP500の本番を前に、痛みを伴う箇所に違和感が再発。結局、大会エントリーを取り下げることになった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ドレーパーは自身のインスタグラムで心中を吐露。「この数カ月は、逆境と挫折の連続に感じられる。ほとんど毎日、迷いの中で過ごしてきた。それでも前進する方法を模索し、希望を持ち続けている。プロセスに忍耐することが最大の課題だが、目標に近づいている実感はある」。
痛恨の離脱はこれが初めてではない。ウィンブルドンでは「フィジカルは良い」と前向きなコメントを残しながら、初戦の24時間前に棄権。今年6月のイーストボーン国際では、約2カ月ぶりの実戦復帰でベスト4に進出したものの、その代償は大きく、肝心のウィンブルドンで再発して「打ちのめされた」という。
ドレーパーはこの負傷を「複雑」と表現する。「いつ限界を押すべきか、押さないべきかの判断が難しい。結局、アグレッシブなスポーツだから、ある程度は痛みを抱えてプレーしなければならない。でも、それが大きすぎる時もある。悪化するリスクがあるなら、どこにも出場しない」。
過去12カ月でプレーした試合数はわずか14。世界ランキングも最高4位から147位まで急落した。今後のスケジュールは、モントリオールとシンシナティを経て、8月30日開幕の全米オープン出場を目標に掲げる。2024年に準決勝まで進んだ思い出の地だが、現状では予選通過かワイルドカードでの本戦入りが必要な状況だ。
代役にはラッキールーザーのマッケンジー・マクドナルドが入る。才能あふれる24歳が、再びコートに戻る日は訪れるのか。テニスファンは固唾を飲んで見守るしかない。
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