ド軍快勝もキム・ヘソンは“置き去り”…3A打率.286も昇格遠のく現実に韓国メディア悲痛
ドジャースが地区優勝へ驀進する一方、ファームで奮闘する韓国出身の逸材には、メジャーの舞台が遠のいている。ドジャース傘下3Aオクラホマシティのキム・ヘソン内野手が30日(日本時間31日)のアスレチックス傘下ラスベガス戦で、2試合連続となるヒットを放った。前日は3安打の大暴れを見せた直後だけに、この日も「5番・遊撃手」で先発し、4打数1安打の結果を残した。
4回の第2打席、初球の90.3マイル(約145.3キロ)のチェンジアップを迷わず捉え、中前へはじき返す一打。2回の第1打席では粘りに粘って7球ファウルで食らいつく姿も見せ、存在感は決して小さくない。今季3Aでの打率は.286、1本塁打17打点、OPS.708、6盗塁。数字だけ見れば、文句なしの成績だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ところが、5月末にマイナーへ降格して以降、キム・ヘソンを再びメジャーへ呼び戻そうという機運は、チーム内にまったくと言っていいほど生まれていない。ドジャースは故障者が続々と戦列に復帰。28日(同29日)にはユーティリティプレイヤーのエンリケ・ヘルナンデス内野手が合流し、内野の層はさらに分厚くなった。ポストシーズン進出がほぼ確実視される超優勝候補のドジャースで、韓国の若き逸材が割って入る隙間は、日に日に狭まっている。
この苦しい現状に、母国韓国のメディアも声を上げている。「OSEN」のチョ・ヒョンレ記者は「メジャー昇格はいつになるのか……2試合連続安打のキム・ヘソン、3安打の翌日に1安打、打率.286を維持」との見出しで報じ、「メジャー復帰を狙うキム・ヘソンの立場からすれば、まだ決定的なインパクトを残せていないのが現状だ」と指摘。「果たしてキム・ヘソンに、再びメジャーでのチャンスが訪れるのだろうか」と、厳しい現実を嘆くように伝えている。
一方で、メジャーのドジャースはこの日、佐々木朗希投手が6回途中2失点の粘投で今季5勝目をマーク。チームは地区優勝へ大きく前進しており、ポストシーズンを見据えた盤石の態勢を築きつつある。快勝の裏で、マイナーから這い上がろうと必死にもがく男の姿がある。キム・ヘソンに再び“お呼び”がかかる日は、果たして訪れるのだろうか。
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