山内盛久、10年ぶり琉球帰還!ウチナーンチュの誇りを胸に新たな挑戦
琉球ゴールデンキングスに待望の男が帰ってきた。沖縄県出身で唯一のプロ契約選手、山内盛久が10年ぶりに古巣へ復帰。2017年に在籍していた当時とは全く異なる姿に進化したクラブだが、彼は「地元のビッグクラブに新たに加入する感覚」と冷静に現状を受け止める。
現在の琉球は、収容8000人超の沖縄アリーナを本拠地とし、リーグ屈指のビッグクラブへと成長。しかし山内は「昔の厳しい環境で練習してきた土台があるから今のチームがある」と、クラブの原点を若手に伝える使命を自覚する。特に、佐取龍之介や宮里俊佑といった十代の有望株と共に汗を流す姿がSNSでも話題となった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「若い世代にキングスでプレーする意味、沖縄を代表してプレーする意味を伝えていかないといけない」。その言葉には、クラブから託された重責への覚悟がにじむ。
今シーズンのロスターについては「どこからでも点が取れ、バランスの良いチーム」と評価する一方で、新指揮官や新加入選手が多い現状に「まだまだチームとして若い」と不安も口にする。それでも、三遠ネオフェニックス時代の同僚だった大浦颯太やデイビッド・ヌワバについて「2人に限らず、コミュニケーションは問題ない」とし、自身がコーチと選手の橋渡し役を買って出る構えだ。
「いろいろなチームを渡り歩いた経験から、タレントが多いからといって勝てるリーグではないと分かっている」と山内。共通認識を持ち、自分たちのバスケットを遂行できれば「どんなチームにも勝てる」と力を込める。
開幕戦は、10年前のBリーグ開幕戦と同じくアウェーでのアルバルク東京戦。感慨を問われると「めちゃくちゃエモい」と笑顔を見せた。「26歳でキングスを出た時は悔しかったが、木村達郎前社長の『外の世界を見てほしい』という言葉の意味が今になって分かる。あの経験があったからこそ成長できた」。節目のシーズンに同じカードで開幕を迎える巡り合わせに、感謝とワクワク感が入り混じる。
家族との時間についても言及。単身赴任時代はチームメートとの時間に充てていたが、妻から「それがあなたの良さ。どんどんやって」と背中を押され、うまく調整しながら両立していくつもりだ。
「昔ほど上手くプレーできる存在ではないかもしれない。でも1人のウチナーンチュとして、沖縄の皆さんが誇りに思えるチームにしていきたい」。最年長選手として、仲間と手を取り合い、新たな歴史を刻む覚悟は固い。琉球ゴールデンキングスの新シーズン、山内盛久の存在がチームにどんな化学反応をもたらすのか。注目が集まる。
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