阪神・佐藤輝明が151号!NPB「佐藤姓」最多本塁打記録を更新
真夏の東京ドームで、またも佐藤輝明が轟かせた。
8月13日に行われた巨人との同率首位決戦、阪神はこの一戦に勝てば3連戦スイープとなる大一番。先制を許した直後の4回無死、打席に入った背番号8は西舘の内角高め146キロを迷わず振り抜いた。打球は打球速度183キロの弾丸ライナーでスタンドへ突き刺さる。自身初となるシーズン2度目の3戦連発、キング森下まで1本差に迫る27号ソロだ。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 「早く点がほしかったので良かった。しっかり捉えることができて、良かった」
この一発は単なる同点弾では終わらなかった。通算151本塁打とした佐藤輝は、NPBに所属した「佐藤姓」選手の中で歴代最多となる記録を樹立。これまでトップだった佐藤孝夫(国鉄)の150本を超え、球界の“佐藤史”に新たなページを刻んだ。すでに佐藤姓最多打点も持つ佐藤輝が、本塁打でも頂点に立った形だ。
試合はその後、阪神が3-2で勝利。巨人戦でのシーズン7本塁打はキャリアハイで、球団では2009年の鳥谷敬以来の快挙。ビジター巨人戦10勝もチーム新記録で、1997年のヤクルトに並ぶリーグ最多タイとなった。
佐藤輝はこの日、バットだけでなくグラブでも存在感を示した。4回2死一、三塁のピンチでは、石塚の投直をアクロバットキャッチ。自身と同じドラフト1位の重責を背負いながらケガに泣かされてきた下村のプロ初勝利を、堅守でもアシストした。
「まだ勝てていなかったので、良かったです。いいピッチングでした。本当に落ち着いて投げていると思うし、身体能力の高さも垣間見えて、なかなか、面白いですね」
後輩を心から祝福するコメントからは、4番としての成長がにじむ。
優勝マジックは最短で15日に点灯。独走態勢を築くべく、この男はまだまだアーチを量産する構えだ。「変わらず、またあしたですね」。宿敵撃破の余韻に浸る暇はない。次の舞台は広島。虎の輝明が、また新たな歴史を刻む。
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