ブラックラムズ×ビジャレアルが初の公開イベント、マットソンHC「10年先を行く組織」
ラグビーリーグワンD1のリコーブラックラムズ東京が、スペインサッカー1部の名門ビジャレアルCFとタッグを組んだ。8月2日、二子玉川の会場で「人づくり・街づくり」をテーマにした初の公開カンファレンスを開催。約200人のファンや関係者が詰めかけ、異種目クラブの連携が生み出す新たな価値に熱視線を送った。
両クラブは2025年10月に「教育・育成を通じたサステナビリティ推進に関するパートナーシップ」を締結。これまではスタッフ同士の交流が中心だったが、今回初めて一般公開イベントとして実現した。基調講演に立ったのは、ビジャレアルでフットボール・マネージメント部として育成強化を担う佐伯夕利子氏。「包括的な選手教育」に向けた指導改革のエピソードを披露し、指導者が選手の人生の成長プロセスにおける「人的環境」であると再定義した過程を語った。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー パネルディスカッションには保坂展人世田谷区長や元日本代表主将の廣瀬俊朗氏ら10名が参加。ブラックラムズのタンバイ・マットソンHCもパネリストとして登壇し、「自分たちよりも10年先を行っている組織について聞けて興味深かった。ピューニティブ(懲罰的)からヒューマナイズ(人間的)というフレーズも大事なポイントだと思いました」と、ラグビー界への応用に目を輝かせた。
このパートナーシップの発起人である白崎雄吾クラブ・ビジョナリー・オフィサーは、モデレーターとして進行。「知らなかったという人もいたし、今回を機に応援したいと言ってくれる人や『こういう課題を持ってます』と伝えてくれた人もいました」と、カンファレンス開催の収穫を語る。さらに「スポーツクラブとして、勝敗だけじゃない価値を再定義したい」と、地域に根ざしたクラブの新たな使命を力強く宣言した。
ラグビーとサッカー、異なる競技の垣根を越えた学びの場。ブラックラムズが目指すのは、単なる試合の結果ではなく、人と街を育てるコミュニティの核としての進化だ。マットソンHCが持ち帰った「ヒューマナイズ」の視点が、今後のチームづくりにどう生きるのか。ファンの期待は、すでに次のシーズンへと膨らんでいる。
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