819億円男に暗雲…ゲレーロJr.緊急交代 岡本和真が24号で穴埋め
ブルージェイズに激震が走った。日本時間29日、敵地ワシントンD.C.で行われたナショナルズ戦。チームの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手が右ハムストリングの張りを訴え、まさかの途中交代となった。14年総額5億ドル(約819億円)の超大型契約を結ぶ27歳の突然のアクシズデントに、地元カナダの放送局も「予想外です」と驚きを隠せなかった。
アクシデントが起きたのは0-4とリードを許した3回裏、2死一塁の場面。ゲレーロJr.は三塁へのゴロを放ち、相手三塁手の送球エラーに乗じて二塁まで進んだ。しかしその際、一塁ベースを回るときに表情を歪めたという。現地放送局のレポーター、ヘイゼル・メイ氏は「一塁を回った際に顔をしかめる様子が映っていましたし、二塁上で下半身を伸ばしている様子もありました」と異変の瞬間を克明に伝えた。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 試合後、ジョン・シュナイダー監督は「彼は試合に出続けたがっていたが、大事を取り、これ以上悪化させないように私が交代を判断した」と説明。同メディアのシー・ダビディ記者がX(旧ツイッター)を通じて明かした。指揮官は「状態はかなり良さそうだった。あとは明日の様子を見たい」と軽症を強調し、長期離脱にはならないとの見通しを示した。
代わりに一塁の守備に就いたのは、この日は休養日だったはずの岡本和真内野手。予期せぬ途中出場ながら、直後の5回の第1打席で今季24号となる本塁打を右翼席へ叩き込んだ。カナダ放送局「スポーツネット」の実況ダン・シュルマン氏も「ブルージェイズは交代します。これは予想外です」と驚きの声を上げる中、岡本が見事に穴を埋める活躍を見せた。
しかし、チームにとって頭が痛いのはゲレーロJr.の不調だ。103試合に出場して打率.265、6本塁打44打点、OPS.702。昨季までの圧倒的な打撃からは程遠い数字に沈んでいる。819億円の男に暗雲が立ち込める中、岡本の一発が光明となるか。チームは8-6で敗れたが、主砲の状態と岡本の奮闘が今後の鍵を握りそうだ。
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