FAIがインファンティーノ会長の再選支持を撤回!ガバナンス懸念でUEFA側に同調
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長をめぐる政治的な駆け引きが、また新たな局面を迎えた。アイルランドサッカー協会(FAI)が、同氏の再選を支持する書簡を撤回する決断を下したのだ。
FAIは今年初め、2027年3月に迫るFIFA会長選挙に向けて、インファンティーノ氏への支持を明記した書簡を送付していた。しかし、今回の理事会でその方針を180度転換。FAIはFIFAに対し、撤回の理由を説明する書簡も送ったというから、ただごとではない。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー FAIは声明で「理事会の会議を経て、協会が今年初めに提出した支持書簡を撤回する決定がなされた」と発表。さらに「FIFAがアイルランドのサッカーに提供している支援には感謝しているが、最近の出来事は、ガバナンス、透明性、そして意味のある協議の欠如について重大な懸念を引き起こしている」と、厳しい言葉を連ねた。
背景には、FIFAの統治体制や意思決定のプロセスに対する根強い不信感がある。FAI自身、かつてガバナンス上の課題を経験してきた組織だけに、「適切なガバナンスを求め、それを維持する責任がある」という姿勢は、重みを持つ。
この動きは、UEFAを中心にインファンティーノ会長の4選に反対する流れが強まっていることと呼応する。FIFAが大会関連権利の一部を米国の投資会社に売却する計画が頓挫したことなどをきっかけに、統治や透明性への批判が噴出。イングランドやウェールズのサッカー協会も、インファンティーノ氏の再選を支持しない立場を表明しており、FAIもその仲間入りを果たした形だ。
一方、アルゼンチン、カタール、UAE、モロッコなどは、2031年までインファンティーノ氏がFIFA会長を務めることを公に支持しており、対立構図は鮮明になっている。来年3月の会長選挙に向けて、別の候補者を推薦する期限は11月18日。残された時間はわずかだが、FAIの決断が波紋を広げることは間違いない。
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