あと一歩及ばず…日本代表、オーストラリアに3点差惜敗。ジョーンズHCが指摘した「基礎スキル」の課題
真夏の夜の花園が熱狂に包まれた。リポビタンDチャレンジカップ2026、日本代表が因縁のオーストラリア代表と激突。通算7戦全敗の壁に挑んだ一戦は、まさに紙一重のドラマを生んだ。しかし、最後まで勝利の女神は日本に微笑まなかった。スコアは32-35。わずか3点差で、ホーム初勝利はまたもお預けとなった。
立ち上がりは最高だった。前半12分、敵陣でフェーズを重ねた日本は、SO伊藤龍之介が中央を鋭いステップで切り裂き、先制トライ。FB松永拓朗のコンバージョンも決まり、7-0と完璧なスタートを切った。会場のボルテージは一気に最高潮へと達する。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon しかし、さすがは世界の強豪ワラビーズ。すぐさま反撃に出る。15分、左サイドのWTBハリー・ポッターがするりとトライゾーンを抜け出し、さらに26分にはFBトム・ライトがエッジを破って逆転。あっという間にリードを奪われた。
それでも日本は諦めない。32分、相手LOマイルズ・アマトセロが頭部への危険なプレーで一時退場(後に20分レッドカードに格上げ)となり、数的優位に立つと、34分にPR竹内柊平の突破からNO8マキシ・ファウルアが粘って左中間にグラウンディング。同点に追いつき、14-14でハーフタイムを迎えた。
後半も一進一退の攻防が続く。数的不利をものともせず、オーストラリアが開始直後にWTBマックス・ジョーゲンセンのトライで勝ち越せば、その5分後には日本もWTB植田和磨が右中間をクリーンブレイクして応酬。しかし、相手も9分にFLフレイザー・マクライトが押し込み、リードを9点に広げる。
ビハインドの日本はPGで少しずつ点差を縮め、ラスト10分にスパート。FW戦で相手のペナルティを誘発し、38分にLOワーナー・ディアンズが押し合いからグラウンディングに成功。コンバージョンも決まり、ついに3点差に迫った。
逆転のチャンスはあった。だが、時計の針は残酷だ。最後の攻撃も実らず、ノーサイド。スタンドからは惜しみない拍手が送られたが、選手たちの目には悔しさがにじんでいた。
試合後、エディー・ジョーンズHCは「ファンダメンタルな、基礎的なスキルに尽きる」と敗因を総括。プレッシャーのない場面でのボールロストなど「重要な場面でのミス」を悔やんだ。強豪を相手に互角以上の戦いを見せながら、あと一歩のところで勝利を逃した日本。課題は明確だ。次戦、この悔しさを必ずや晴らしてくれることを期待したい。
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