順大、20年ぶり箱根総合優勝へ!指揮官&選手が熱い決意表明
長野・菅平高原で夏合宿中の順大男子長距離ブロックが、8月6日にパートナーシップを結ぶニューバランス主催の体験型PRイベント「New Balance SuperComp Camp 2026」に参加。新作シューズの試し履きをしながら、メディア関係者やインフルエンサーと共に汗を流し、いよいよ近づく駅伝シーズンへの熱い思いを語った。
今年度の順大の目標は、ズバリ「箱根駅伝総合優勝」だ。前回の箱根駅伝で3位に食い込んだ直後、新年度に最上級生となるメンバーたちが集まった「4年生合宿」で決めたターゲット。長門俊介駅伝監督は「前回はうま~くいって3位。次はうま~くいかなくても3位以内になれればと思っていたが、学生たちは『3大駅伝に全部勝つ』と意気込んでいた」と笑顔で明かす。ただし、最初から飛ばし過ぎないよう、段階的な目標を設定。「出雲で5位以内、全日本で3位以内といった感じで一つ一つクリアし、最後の箱根で勝負できるように」と、着実なステップアップを強調した。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro キャプテンの荒牧琢登(4年)は、自身の悔しさをバネにしている。2年時に箱根駅伝8区を区間9位で走りながら、前回の箱根では出走できなかった。「今年は出雲から3大駅伝すべてに出走し、箱根では10区を務めてゴールテープを切りたい」と力強く宣言。一方、昨年の箱根で1年生ながら3区を任され、区間4位と奮闘した世代エースの井上明哉(2年)は、「前回よりも前の区間(1区か2区)を務めてチームに貢献したい」と意気込む。「目標である総合優勝のためには区間賞レベルの走りが必要。そういった力をつけて、監督や先輩方を大手町で胴上げしたい」と頼もしい限りだ。
順大の強みは、前回の箱根駅伝経験者が9人も残っていること。今季のトラックシーズンでも、日本インカレ10000mで吉岡大翔(4年)が2位、関東インカレでは池間凛斗(3年)が5000mで6位、小林侑世(4年)がハーフマラソンで6位、松尾侍弦(3年)が10000mで7位に入賞。日本選手権5000mには吉岡、池間、山本悠の3人が出場するなど、層の厚さを見せつけている。それでも長門監督は「個の力で比較すると早稲田大学や中央大学といったところとは差がある。夏合宿でチーム全体としてしっかり力をつけたい」と気を引き締める。
箱根駅伝で過去11回の優勝を誇る名門・順大だが、長門監督が4年時だった1997年を最後に栄冠から遠ざかっている。「私が指導するようになって2番や3番はあるが、1番だけは取っていない。今年度はそこを目指すしかない」と指揮官は闘志を燃やす。2027年の箱根駅伝で20年ぶりの総合優勝を果たすため、指揮官も選手たちも「総合力のアップ」を合言葉に、菅平の夏を全力で駆け抜けている。
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