なでしこジャパン、アジア大会の“プラス1”は誰だ?国内組サバイバルレース
日本サッカー協会(JFA)が27日、9月に開催されるアジア競技大会に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。しかし、登録可能な人数は23名。残る“プラス1”は後日発表されることになっており、その行方に注目が集まっている。
今回の大会は国際Aマッチ期間外のため、長谷川唯や谷川萌々子といった海外組の主力は招集できない。代わって、INAC神戸レオネッサの桑原藍や水野蕗奈、サンフレッチェ広島レジーナの神谷千菜ら10名が初招集。国内組の若手がアピールする絶好の機会だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon JFAは会見で、現時点では怪我やコンディションを考慮し、JOCを通じて選手変更の手続き中であると説明。完了次第、23人目が発表される。当初選出予定だった選手については、公式発表前のため公表を控えるとしている。
注目すべきは、なでしこジャパンの主力である高橋はなが選出されていない点だ。高橋は5月に左大腿二頭筋損傷と診断され、全治約8週間。大会は9月開催のため間に合う見込みだが、今回はCBに市瀬千里、後藤若葉、大箸桜子の3名を選出。追加招集の可能性は低いと見られる。
メンバー構成を見ると、FWが5名、MFが8名に対し、DFはわずか6名。CBを3人で回す必要があり、右SBは水野蕗奈と鈴木菫が担う。左SBで起用可能なのは、元々攻撃的なポジションの桑原藍のみ。浜田芽来を左SBで起用するプランも考えられるが、やはり“プラス1”は左SBの選手が有力だ。
左SBの候補としてまず挙がるのは、アルビレックス新潟レディースの園田瑞貴。不動のSBとして攻撃面で力を発揮する。日テレ・東京ヴェルディベレーザの松田紫野も、WB、SB、CBと複数ポジションをこなせる点が強み。さらに、25日のバイエルン戦で身体を張ったRB大宮アルディージャWOMENの岩下綺良々も力をつけている。ノジマステラ神奈川相模原の築地育も、昨季SBで起用された経験があり、可能性は十分だ。
一方で、SBではなく攻撃的な選手の追加も考えられる。世代別代表経験のあるノジマステラ神奈川相模原の笹井一愛は有力候補。A代表経験のあるベレーザの樋渡百花は、6月に左第2中足骨疲労骨折で離脱中だが、回復次第では…。昨年のE-1選手権に出場した滝川結女の存在も忘れてはならない。
国内組のサバイバルレースは、まさに熱を帯びている。誰が最後の1枠を勝ち取り、アジアの舞台へ飛び立つのか。後日発表が待ち遠しい。
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