DeNA相川監督、サヨナラ負け直前に苦渋のリクエスト 齊藤明雄氏が指摘した「連続プレー」のジレンマ
まさに紙一重の攻防で、勝負が決まった。15日に放送されたフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、DeNAが喫した痛恨のサヨナラ負けの一因となった判定について、自身の見解を語った。
舞台は3-3の同点で迎えた9回裏、一死一塁。ヤクルトの代走・モンテルが二塁への盗塁を仕掛ける。一塁ベース上でのタッチプレーは、一瞬「アウトかセーフか」。DeNAベンチはリクエストを要求したが、判定は覆らず、一死二塁で試合が再開される。この判断が、直後の悲劇を生む伏線となった。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 二死一、二塁となって打席には岩田幸宏。打球は一塁方向へのファースト内野安打。この間に、二塁走者・モンテルが迷わず本塁を狙う。送球と走者の激しいクロスプレー。またも微妙なタイミング。相川亮二監督は今度こそと、ホームの判定にリクエストを要求する。しかし、結果は変わらず「セーフ」。試合はそのままサヨナラゲームセット。DeNAにとっては、たまらない結末となった。
齊藤氏はこの一連の流れを振り返り、「最初はファーストかなというのがあったんですけど、ホームになったと思うんですよね。セーフという判断だったんだけど、ワンプレーの中で連続プレーじゃないですか、ファーストとホームができないのかなという感じがありますけどね」とコメント。一塁での盗塁判定と、ホームでのサヨナラの場面が、短い時間で連続して起こったことに疑問を呈した。リプレー検証制度の運用や、審判団の判断の難しさが浮き彫りになる形だ。
DeNAは今季、先発を支えたジャクソン、ケイが退団。さらに阪神から移籍したデュプランティエもシーズン途中で退団するなど、投手陣のやりくりが続く。正捕手・山本も放出するなど、チームは再編の真っただ中にある。そんな中で新助っ人野手のエンカーナシオンは、後半戦に向けて楽しみな存在として注目されている。
この日の敗戦は、単なる1敗以上の重みを帯びる。接戦をものにするためには、攻守の細かい部分での精度と、そして判定を巡る冷静な判断力が問われる。齊藤氏の指摘は、その難しさを改めてクローズアップした。
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