【J1開幕戦】鹿島が国立で劇的逆転!鬼木監督「メンタルの強さ見せられた」
Jリーグ最多の6万3960人が詰めかけた国立競技場。2026/27シーズンの開幕を告げる一戦は、まさに劇的な結末を迎えた。鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに3-4で逆転勝利。58分に2点を追う絶望的な展開から、終盤の怒涛の3ゴールで土壇場をひっくり返した。
試合後、鬼木達監督は開口一番、課題を口にした。「立ち上がりは本当に自分たちがやってはいけないような失点の仕方をしてしまった。3点ともそういう形になりました」。指揮官が問題視したのは、試合序盤から喫した3失点の内容。球際で相手に上回られる場面が目立ち、ハーフタイムには選手たちに「やり方云々じゃなくて、そこのところをもう1回こだわろう」と伝えたという。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro それでも、選手たちは崩れなかった。「今日は必ずタフな戦いになるというふうに送り出していたので、最後の最後まで諦めることなく、鹿島のメンタルの強さを見せられたゲームだったと思います」。その言葉通り、鹿島は81分にレオ・セアラが1点を返すと、後半アディショナルタイムにはチャヴリッチが立て続けに2ゴール。試合をひっくり返した。
鬼木監督は終盤の采配について「もう点を取りに行かなきゃいけない」と攻撃に振り切る決断を明かした。相手の疲労も視野に入れつつ「両サイドからどんどんえぐっていく」ことを狙ったという。ただし、相手が足をつる展開を計算していたわけではない。「それに期待してサッカーをしているわけではない。ゴールに向かうこと、ボールを取ることでダメージを与えられると思ってずっとやってきている」。
最後まで走り切れた背景には、日々のトレーニングがある。「やれるときにはとにかくガンガンやってという形で、自分が就任してから戦ってきていることは1つ大きなこと」。さらに、フィジカル面だけでなく精神面の重要性も強調した。「やっぱり最後まで足が止まらないのは、頭のほうだと思う。そこが切れなかったのが良い方向には進んでいるのかなと思っています」。
一方で、攻撃面の課題も浮き彫りになった。鬼木監督は後方に重くなり、前進すべき場面でも後ろに残る場面があったと分析。「自分たちの戦い方からしたら、攻撃をもっとスムーズにしないと守備のところで良い守備に入っていけない。常に良い攻撃から良い守備というふうに頭にある」。連覇を狙うチームにとって、3失点は決して軽視できない。
「連覇を狙う意味では、あってはいけないような失点だったので、そこはしっかりと気を引き締めて次に向かいたい」。劇的な白星で幕を開けた連覇への挑戦。勝負強さと同時に、修正すべき課題も残す開幕戦となった。
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