ヌートバー電撃移籍で涙「ワクワクしつつ寂しい」大谷・山本との対戦に本音
トレード期限最終日に、大きな波紋が広がった。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(28)が、ダイヤモンドバックスへ電撃移籍。23年WBCで侍ジャパン優勝に貢献した男が、新天地での再出発を決意した。
移籍が決まったのは、敵地ヤンキースタジアムでの試合前。一度は「5番・左翼」での先発出場が発表されていたが、トレード期限まで残り25分となった午後5時35分、オリバー・マーモル監督の元に連絡が入った。左翼付近で監督と話し合った後、ヌートバーは同僚たちと別れの抱擁を交わした。試合開始から約10分後には、荷物を車に積み込み、スタジアムを後にしている。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 球団SNSの動画では「とても感傷的な気持ち」と涙ぐむ場面も。スポニチ本紙の取材に応じたヌートバーは、複雑な胸の内を明かした。「ワクワクしているけど、やはり寂しくもある。このチームはこれまで知っていた唯一の場所だったから」。18年のドラフト指名からマイナーを経て、21年にメジャーデビュー。長年過ごしたチームを離れる寂しさと、新天地への期待が入り混じる。
それでも、前を向く理由は明確にある。「親友の一人であるノーラン(アレナド)とまた一緒にプレーできる。彼には多くのことを学んできたし、これからも学べると思う」。かつて同僚だった名手との再会が、新天地での大きな励みになるようだ。
新天地のダイヤモンドバックスは、ドジャースと同じナ・リーグ西地区。大谷翔平、山本由伸らが所属する強豪と同じグループで戦うことになる。7日(日本時間8日)からは、今季最後のドジャースとの3連戦が控える。
「ヨシ(山本)からは“おめでとう”とメッセージが届いた。(大谷)翔平はケガの状態がどうなっているのか詳しくは知らないが、彼自身が一番いいと思う判断が一番だ」と、かつての侍ジャパン同僚からの祝福を明かした。
一方で、対戦への本音も。「彼らにまた会えるのは楽しみ。でも、対戦は楽しみじゃない。だって、彼らは本当に凄い選手だからね」と苦笑い。それでも「目標はプレーオフに進み、できる限りのところまで勝ち進むことだ。トレードされ、これまで以上にモチベーションが高まっている」と闘志を燃やした。
なお、移籍の可能性が取り沙汰されていたロッキーズの菅野智之投手(36)は、最終日に移籍が成立せず残留。トレード期限最終日は、42件の移籍が成立する慌ただしい1日となった。
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