灼熱の夏、高校陸上界が熱い!インターハイ史上最長7日間&U20世界選手権が連続開催
日本列島を襲う記録的な猛暑。汗でTシャツが白くなるほどの暑さの中、陸上競技ファンにとっては待ちに待ったビッグイベントが目白押しだ。来週7月30日から、滋賀・彦根でインターハイ(第79回全国高校対校選手権)が開幕。8月5日までの7日間という史上最長の会期で、全競技を夕方以降に実施するという過去にない試みに挑む。
夕方に始まり、22時近くまで及ぶ日程に、現場の先生方の反応はさまざま。ある指導者は「高校生も遅くまで起きていることもあるから大丈夫でしょう」と楽観的だが、別の県では競技場を夜間に借り切って、照明の下でリレーのバトンパス練習を敢行するなど、各校が対策に奔走している。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 前回大会は開幕3日前に急遽ラウンド数や試技数が削減され、1500m以上の中長距離種目は予選なしのタイムレース決勝に変更されるなど、混乱もあった。それでも結果的には男子100m、男子4×400mリレー、男子十種競技、女子100mハードルの4種目で高校新記録が誕生。大会記録も10種目で更新される大激闘となった。
今年は事前に大会概要が固まっているものの、経費高騰の影響でインターハイ史上初となる入場料が発生。「現場の事情を聞けば、それもやむを得ない」という声も聞かれる。4日連続の酷暑日が続く中、関係者が願うのはただ一つ。「涼しくなって、選手が最高のパフォーマンスを発揮できること」。好記録ラッシュへの期待が高まる。
そして彦根での熱戦が終了する8月5日22時頃から、わずか4時間後。日本時間6日午前2時には、米国・オレゴン州ユージンのヘイワードフィールドでU20世界選手権が開幕する。時差は16時間。まさに寝る間を惜しんで観戦したい、陸上ファンにはたまらないスケジュールだ。
すでに発表されている日本代表43人には、有力高校生も多数選出。インターハイと日程が近いため、あえてU20世界選手権に専念する道を選んだ選手もいれば、今季の好調で滑り込み代表入りを果たした選手もいる。選考基準には、一定期間内の記録や、WRk対象外の公認大会での記録も含まれており、地方の県選手権でマークした好タイムで代表の座をつかんだ選手もいるという。
22年の世界選手権が行われ、『米国陸上競技の聖地』とも称されるヘイワードフィールド。同世代の世界のトップと激突する経験は、彼らの未来を大きく変えるはずだ。インターハイの興奮冷めやらぬまま、U20世界選手権へ。この夏、日本の若きアスリートたちが、熱い戦いを次々と見せてくれる。
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