富山グラウジーズ、野﨑由之と契約継続!右膝大ケガから復活へ「自信は失っていない」
富山グラウジーズが8月3日、生え抜きシューターの野﨑由之(25歳)との契約継続を正式に発表した。昨シーズン、練習中に右膝前十字靭帯を損傷し、全治8~10カ月の重傷を負った野﨑。B1復帰のシーズンを全くプレーできないまま終えた男が、新たなシーズンに向けて力強く第一歩を踏み出した。
千葉県出身、183cm81kgのシューティングガードである野﨑は、専修大学から特別指定選手として富山に加入。2022-23シーズンには59試合に出場し、チームの主軸として活躍。2シーズン前には58試合中19試合に先発し、平均19分13秒のプレータイムで7.0得点、1.6リバウンド、1.3アシストを記録するなど、クラブの顔として成長を遂げていた。そんな矢先に襲った大ケガ。全休を余儀なくされた昨シーズンは、本人にとっても歯がゆい時間だったに違いない。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro クラブを通じてコメントを発表した野﨑は、「せっかくB1に復帰したのに1試合も出れなくてすごく悔しかった」と心境を吐露。しかし、その口調には悲壮感は一切ない。「怪我をしたのは運が悪いのか、自分に原因があったのかは分かりませんが、色々と見直すきっかけになりました」と前を向き、新たな決意を語った。
特に注目すべきは、その言葉の力強さだ。「この怪我で自信は失ってませんし、謙虚さは学びました。歩くことすら出来なかった時の悔しさを忘れずに、1日1日を大切に努力していきたいです」。まさに、苦境をバネに進化しようとするアスリートの覚悟がにじむ。野﨑は「新しくなったYKK AP ARENAでシュートを決めて、感情を出して、皆んなの心に響くような気持ちのこもったプレーを見せたい」と、ホームアリーナでの復活を熱望。さらに、「同じような怪我や苦しい状況のバスケットプレイヤーの希望にもなりたい」と、自身の経験を他者の励みにしようとする姿勢も見せた。
チームとしては、新たにサーディ・ラベナ、泉登翔、盛實海翔、ラシード・ファラーズを迎え、岡田雄三、田中晴瑛、宮本一樹、葛原大智、宇都直輝らとともに野﨑も継続。悲願のB1定着へ、戦力の核となる選手たちが揃いつつある。けが人としてではなく、コート上で躍動する野﨑由之の姿を、富山のファンは今か今かと待ち望んでいる。
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