武田光司、代役・摩嶋一整に1R一本勝ち!フェザー級適応を実感「ライト級では小さすぎる」
2026年8月11日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催された『RIZIN.54』。第5試合に組まれたフェザー級マッチは、レスリングベースの武田光司(TRIBE TOKYO MMA)と、柔道・柔術ベースの摩嶋一整(毛利道場)による、まさにグラップラー対決となった。
試合は、両者サウスポー構えでスタート。武田がカーフキックで牽制するも、摩嶋がボディロックで再三テイクダウンを狙う展開に。しかし武田は押さえ込まれずに素早く立ち、摩嶋の組み付く動きに逆に消耗を強いる。そして1R終了間際、バッククリンチの摩嶋に対し、武田がアームロックで後方に回り込みトップポジションを奪取。そのまま腕十字から三角十字に移行し、タップを奪った。タイムは4分58秒、まさに土壇場での鮮やかなフィニッシュだった。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 試合後、自身のYouTubeで「身体に身に染みている通りに行けた」と振り返った武田。この技はTRIBEの練習でも極めたことがないと言い、「まさか試合でああいう形になるとは思わなかった」と驚きを隠さない。
実はこの試合、もともとジェームズ・ギャラガーとの対戦が予定されていたが、相手セコンドの入国が困難となり急遽摩嶋に変更された経緯がある。武田は「ギャラガーに勝っている摩嶋選手に勝てたのは良かった」と語り、この勝利が国際戦への足がかりとなる可能性を示唆。「柏木さんから話はいただいているけど、まだカミングアウトはできない」と、今後のビッグマッチをほのめかした。
フェザー級転向の難しさについて問われると、武田は「前回までは身体作りが“ガチャ”だった」と苦笑い。しかし今回は食生活の改善やコンディショニングコーチの指導を徹底し、「当たりを引ける回数が増えた」と自信を見せる。実際、ライト級時代はMAX85kgまで増量していたが、現在は自炊中心の生活で体を絞り「ライト級では小さすぎる」と割り切る。フェザー級への適応は着実に進んでいるようだ。
一方、摩嶋は試合後「腕がパンパンで凌げなかった」とコメント。バックコントロールの連続で疲労がピークに達していたと認めている。武田も「僕も腕パンパンですよ」と笑いながらも、摩嶋の呼吸の乱れを確実に捉えていたという。
フェザー級は王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフを筆頭に、クレベル・コイケ、朝倉未来、平本蓮ら豪華メンバーがひしめく戦国状態。そこに元ライト級の武田が本格参戦したことで、さらに混沌としそうだ。「萩原京平くんも含め、95年世代はまだまだ強いところを見せていきたい」と語る武田の次なる挑戦に、ますます目が離せない。
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