ロッテ・毛利海大、残り試合は先発で完走宣言!復活のストレートでチームに貢献
千葉ロッテマリーンズの左腕・毛利海大が、17日からの西武戦に先発する。今季は開幕投手の大役を任されたが、5月3日の西武戦で2勝目を挙げた後は勝ち星に恵まれず、6月10日の中日戦では3回10失点で3敗目を喫し、一軍登録を抹消された。そこからの這い上がりが、実に熱い。
ファームで徹底的に向き合ったのは「真っ直ぐのコントロール、変化球のコントロール」。自らを「豪速球ピッチャーではない」と分析する毛利は、力任せではなく、細かい制球力を磨くことに専念した。その成果は、7月16日の西武戦で5回2/3を2失点、7月23日の楽天戦では4回を1失点と着実に結果に表れ、8月5日の西武戦では6回3安打無失点の快投で待望の3勝目を手にした。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 特に印象的なのは、復帰後の投球内容だ。右打者のインコース、左打者のアウトコースへのストレートが冴え渡り、「まっすぐも良くなっていますし、中盤にかけても球速が落ちなくなってきている」と本人も手応えを口にする。さらに、スライダーも絶好調。開幕から腕を振って投げることを意識してきたが、交流戦で数値が落ちたところをファームで修正。「しっかりやってきたことが出てくれている」と、努力が実を結んでいることを実感している。
前回登板では、これまで決め球として使うことの少なかったカーブで空振り三振を奪う場面も。松川虎生捕手のリードに応え、「あの日、カーブが腕を振れていたので、虎生が選択した」と信頼関係を感じさせる。7月23日の楽天戦では無死満塁で降板したが、前回は自らのカーブでピンチを切り抜け、「ずっと好調のバッターを抑えられたのは自信になる」と胸を張った。
復活の背景には、チームメイトからの支えもある。ファームでは西野勇士や唐川侑己からアドバイスを受け、同じ左腕の大隣憲司コーチや松永昂大コーチからも多くのことを学んだ。一軍に上がる際には「もう帰ってくるなよ!」と激励され、その言葉に応えるべくマウンドに立つ。「気持ち的にも楽になってきた」という言葉からは、周囲のサポートによって精神面がプラスに働いていることが伺える。
残り試合、先発ローテーションの一員として投げ抜く覚悟は固い。「最後まで完走できるように1試合1試合大事にやっていかないといけない」。開幕投手の誇りを胸に、再びロッテの勝利の立役者となるべく、毛利海大が躍動する。
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