宮沢夕貴主将「感謝の気持ちで」千葉豪雨に触れ逆転勝利 バスケ女子がW杯へ連勝
有明アリーナが熱気に包まれた。バスケットボール女子日本代表が14日、国際強化試合第2戦で韓国と対戦し、78-77の劇的な逆転勝利を収めた。前日の第1戦を77-59で快勝して迎えた一戦、日本は最終盤まで苦しい展開を強いられたが、ラスト1プレーで田中こころ(ENEOS)が逆転の3点シュートを沈めて土壇場で試合をひっくり返した。
試合後、守備で奮闘した宮沢夕貴主将(富士通)が場内インタビューに応じた。11分4秒のプレータイムでチームに貢献したキャプテンは「40分やりたいバスケができたと言われたらそうではないが、私たちなりにコートで全力で表現できたのは良かった」と振り返り、「全員が頼もしい選手だと感じている。一人一人が大事な選手」と仲間への信頼を口にした。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro しかし、宮沢主将が何よりも強調したのは、プレーできることへの感謝だった。第1戦が行われた前日、千葉では記録的な豪雨が発生。多くの地域で冠水などの被害が出た。宮沢は「私たちが合宿していく中で、地震や大雨、冠水があった。大変な日本の中で私たちがプレーできていることが当たり前じゃない。しっかりもう一回、感謝の気持ちを持ちながらプレーしたい」と語り、被災地への思いとともにアリーナに集まったファンにメッセージを送った。
宮沢は五輪3大会連続代表のベテラン。現在、バセドー病と診断されたことを公表し、薬を服用しながら治療を続けている。それでも9月4日開幕のW杯(ベルリン)に向けて全てをささげている。来月に迫った大舞台に向けて、主将は「バスケットに関わらずスポーツは直接何かを変えることはできないが、プレーを通して勇気や感動を皆さんに届けることができると思っている。私たちもそれをできるようにチーム全員で頑張りたい」と決意を新たにした。
世界ランキング10位の日本は、同じW杯出場国の韓国(同15位)から2連勝。この勢いをベルリンに持ち込み、世界の舞台で躍動する姿を期待したい。
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