ロッテ・ジャクソン、前半戦7勝で存在感!「これからが大事」と後半戦へ闘志
千葉ロッテマリーンズの先発ローテーションを支えるアンドレ・ジャクソンが、前半戦を終えて静かに闘志を燃やしている。エース格の種市篤暉が離脱し、小島和哉も苦しむ中で、ジャクソンの存在はまさにチームの生命線。本人は「そんなには良いとも言えないし、良くないとも言えない前半戦だった」と控えめに振り返るが、その数字は確かな貢献を物語っている。
前半戦は17試合に先発し、104回1/3を投げて7勝6敗、防御率3.36。97奪三振をマークし、ストレートの球速はイニングを重ねても衰えを知らない。6月9日の中日戦では、6回二死一塁の場面でサノーから奪った空振り三振の高めストレートは実に155キロを計測。スタミナとパワーは健在だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今季、DeNAから移籍したジャクソンは、4月1日の日本ハム戦で移籍後初登板を果たすと、5回を1被安打無失点に抑えて初勝利をマーク。この試合では1巡目をストレート、カットボール、チェンジアップ中心で組み立て、2巡目からナックルカーブを織り交ぜる巧妙な投球術で相手打線を翻弄した。
しかし、5月5日のオリックス戦から19日の西武戦にかけて自身3連敗を喫するなど、交流戦前は2勝5敗、防御率4.35と苦しい時期もあった。それでも、6月2日のヤクルト戦から7月7日の日本ハム戦にかけて見事に4連勝。7月20日のソフトバンク戦、7月26日のオリックス戦では中5日で先発し、オリックス戦では7回1/3を投げて2失点の好投で7勝目を挙げた。
前半戦は週頭の火曜日に先発した試合が12試合あり、そのうち10試合で6イニング以上を投げ切るタフネスぶり。ジャクソンは「自分の持っているものをしっかり出せれば、ゲームを作れるという気持ちで、あんまり考えすぎないで初戦として臨んでいた」と語る。
変化球もチェンジアップ、ナックルカーブ、カットボールと万全で、カウント球にも決め球にもできる。球種別の奪三振を見ると、ストレートが36、チェンジアップが28、カットボールが19、ナックルカーブが14と、どの球種でも三振が奪える万能ぶりだ。「自分自身を信じて良い球種だと思っているので、いろんなカウントでストライクが取れる」と自信をのぞかせる。
首位・ソフトバンクとのゲーム差は大きく開いているが、クライマックスシリーズ進出へ向けて、ジャクソンが投げる試合は全て勝つ勢いが求められる。「大事な試合が続くので、オールスターが終わった後、登板機会でしっかりゲームを作って、みんなが一つになって1試合1試合戦って行きたい」。まずは後半戦初戦となる日本ハム戦で、チームを勝利に導くピッチングを見せてくれるはずだ。
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