桑木志帆が凱旋試合で実感「渋野LINEに救われた」全英女王の新たな重圧
全英女王が帰ってきた——。前々週の全英女子オープンを制し、日本人7人目(8度目)の海外メジャー優勝者に輝いた桑木志帆(大和ハウス工業)が、16日に長野・軽井沢72G北Cで行われた国内ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日に出場。50位スタートから2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算4アンダーの42位で凱旋試合を終えた。
予選通過は果たしたものの、23歳の若き女王は納得のいかない表情。「全然、パターが入らなかった」と悔しさをにじませた。最終日はボギーを叩かなかったが、「もっと伸ばせました。(パットが入れば)2桁が出るぐらいいけたんじゃないかなと思います」と唇を噛む。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 初日に感じた過度の緊張は消え、ショットの感触は戻りつつある。それだけに、パットの復調が今後のカギになると痛感している。「今日、ちょっとアドレスを変えてみたんですけど、まだ良かったり悪かったりです。そこを練習して、調整かなと思います」
そんな桑木を支えたのが、地元岡山の先輩であり、2019年に同じ全英女子オープンを制した渋野日向子からのLINEだった。渋野は「多分、これからいろんなことがあって、大変かもしれないけど頑張ってね」と激励。桑木はその言葉を胸に刻む。「やっぱり、こういう緊張感は経験した人しか分からないですよね。『そういうものがあるんだな』とも思いました」
今季は国内ツアーに集中し、来季からは海外メジャー優勝で手にした5年シードを武器に米ツアーを主戦場にすることを決めている。それでも、目の前の戦いを全力で駆け抜けるつもりだ。「出るからには優勝を目指したいので、1試合1試合頑張ろうと思います。今週は悪い中でも最後までやり遂げられました。自分のやりたいことがちょっとできるようになってきたので、良くても悪くても最後まで一生懸命プレーしたいなと思います」
年々レベルが高まる国内ツアーで、23歳の女王はさらなる高みを目指して力を蓄えていく。次戦での爆発を、ファンも首を長くして待っている。
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