ブラジル人が呆れるアルゼンチン代表の悪癖「カチンバ」とは?メッシ擁する王者の伝統芸能
2026年の北中米ワールドカップで頂点に立ったアルゼンチン代表。39歳のリオネル・メッシが“歩くエース”としてゴールを量産し、劇的な勝利を重ねて世界を沸かせた一方、そのプレースタイルには国際的な非難が集まった。
決勝のスペイン戦ではラフプレーを連発し、試合後にはMFレアンドロ・パレデスらがスペイン選手に暴行。準決勝のイングランド戦後には「マルビナス諸島はアルゼンチンの領土」と書かれた政治的な垂れ幕を掲げるなど、問題行動が相次いだ。ブラジルの国民的人気アナウンサー、ガルボン・ブエノも「何て馬鹿なことをするんだ!彼らはサッカー選手ではなく、ならず者だ!」と痛烈に糾弾した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro しかし、ブラジル人はこのアルゼンチン代表の振る舞いに驚かなかったという。「奴らはいつもそうだ」と受け止める声が多数だった。その理由は、アルゼンチンがブラジルとの対戦で長年にわたって同じような行為を繰り返してきたからだ。
ブラジルでは、アルゼンチンやウルグアイの選手が行う危険なタックル、ボールのないところでの暴力行為、リード時の露骨な時間稼ぎなどを総称して「カチンバ」と呼ぶ。これは相手を苛立たせ、平常心を奪い、自分たちのペースに引きずり込むための戦術だ。テレビの実況や解説者は、セレソンがこの両国と対戦するたびに「カチンバに気を付けろ」と警鐘を鳴らす。
ブラジルにも「マリーシア」という概念がある。FKの際にボールの位置を少し動かしたり、ボールのないところで相手を押したり、言葉で挑発したりする行為だ。ブラジルの選手も聖人君子ではない。しかし、「カチンバ」は「マリーシア」よりも数段あくどいとされる。
アルゼンチンやウルグアイの選手は「カチンバ」を悪いこととは捉えていない。彼らにとっては「フットボールの一部」であり、この「カチンバ・フットボール」においてアルゼンチンは絶対的な存在だ。
今回、世界中から批判を受けたことで、「今後はアルゼンチンの選手も醜い行為をやめるのではないか」と考える人もいるかもしれない。だが、ブラジルのサッカー記者たちは口を揃える。「絶対にやめないよ。彼らは他国の人間が何を言おうと聞かない」、「もう何十年も前から続けてきたことで、もはや彼らの伝統芸能だ」と。
この反スポーツ的な行為をなくすには、審判が厳しく対処するしかないだろう。スペイン戦ではMFエンソ・フェルナンデスが後半アディショナルタイムに2枚目のイエローカードを受けて退場となり、それがアルゼンチン敗戦の一因となった。彼らは勝利への執着が極めて強い。フェアプレーを心がけるようになることはないとしても、「勝つために不利になる」と判断すれば、その振る舞いを改める可能性は十分にある。
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