河村勇輝、クリッパーズとエグジビット10契約!八村塁加入のチームでNBA3年目へ挑む
NBA3年目を迎える河村勇輝が、新たな挑戦の地をロサンゼルス・クリッパーズに定めた。現地8月9日、クリッパーズは河村とエグジビット10契約を結んだことを正式発表。これで河村は、トレーニングキャンプとプレシーズンマッチでアピールし、2ウェイ契約へと切り替えるチャンスを得た。
河村のNBAキャリアは、2024年夏にメンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結んだことから始まった。トレーニングキャンプで存在感を示し、2ウェイ契約に昇格。見事NBAデビューを果たし、ルーキーイヤーに22試合に出場した。翌シーズンはシカゴ・ブルズと2ウェイ契約を結ぶも、病気の影響で一時契約解除。しかし、今年1月に再び2ウェイ契約を勝ち取り、シーズン後半戦の18試合に出場。平均プレータイムは4.2分から11.6分へと大幅に増加し、得点も1.6から3.4、アシストも0.9から2.6へと向上。数字の上でも確かな成長を見せた。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー しかし、ブルズ定着には至らず、今オフはフリーエージェントに。インディアナ・ペイサーズの一員としてサマーリーグに出場したものの、契約は決まらず、日本代表活動に参加していた。そんな中、クリッパーズとの契約が決まり、NBAへの道が再び開かれた。
クリッパーズはすでに2ウェイ契約の3枠を埋めており、河村はジェイレン・ピケット、ニック・マルティネッリ、ジャマリオン・シャープの3人を上回る評価を得て、チーム内での居場所を勝ち取らなければならない。厳しい競争だが、河村はこの2年間で培った経験を武器に、自分らしいスタイルで勝負するつもりだ。
チーム自体も、今オフは混沌とした状況にある。カワイ・レナードを巡るサラリーキャップ疑惑が捜査中で、トロント・ラプターズとの間でまとまった大型トレードがリーグから凍結される異例の事態。昨シーズン途中にはチーム解体を決断し、クリス・ポールを解雇、ジェームズ・ハーデンやイビチャ・ズバッツといった主力級を放出。新たな軸としてダリアス・ガーランドを獲得し、今オフには八村塁をフリーエージェントで迎え入れた。しかし、カワイとブランドン・イングラムのトレードが正式決定しないまま1カ月以上が経過し、チーム編成は後手に回っている。
そんな不透明な状況でも、河村にとってはやるべきことは変わらない。まずは2ウェイ契約の枠に食い込み、その後は先発ポイントガードのガーランド、ディフェンスに定評のある控えガードのクリス・ダンに加え、1巡目5位ルーキーのキートン・ワグラーと出場機会を争うことになる。早い展開を作り出すオプションとして、自身の価値を証明しなければならない。
NBA3年目のスタートラインに立った河村勇輝。あとは結果を残すのみだ。クリッパーズという新たな舞台で、日本代表コンビとなる八村塁と共に、どんな活躍を見せてくれるのか。ファンの期待は高まるばかりだ。
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