伊藤裕樹、失恋バネにガジャマトフ撃破へ!「大晦日、誠に告白したい」
8月11日(火・祝)、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催される『RIZIN.54』。フライ級で、2025年の「RIZINフライ級ワールドGP」ベスト4のアリベク・ガジャマトフ(ロシア)に挑む伊藤裕樹(ネックス)が、会見後に本誌インタビューに応じ、熱い決意を語った。
伊藤は、幼少期からボクシングを学び、2016年にTHE OUTSIDERでMMAデビュー。21年3月のRIZINデビュー戦で杉山廣平を1R33秒でTKOに下すと、RIZIN3連勝を達成。その後、DEEPフライ級GPに参戦し、原虎徹、ビョン・ジェウンに勝利するも、23年2月の準決勝で本田良介に判定負け。同年5月のRIZINでも山本アーセンに判定負けで自身初の連敗を喫した。しかし、そこから這い上がり、ヒロヤ、トップノイ、上田将年を相手に判定勝利。24年10月にはイ・ジョンヒョンに3RTKO勝ち。25年3月、初の北米選手との国際戦でトニー・ララミーに判定勝ちでRIZIN5連勝を飾った。5月に神龍誠に判定負けも、フライ級GP1回戦でエンカジムーロ・ズールーに判定勝ち。しかし、GP総選挙で無念のリザーバーとなり、25年9月に山本アーセンとの再戦で悔しい判定負け。それでも26年3月、元LFAフライ級王者&KNOCKOUT UNLIMITEDフェザー級王者のカルロス・モタを左ハイからのワンツーでKOし、見事に再起を果たしている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 対するガジャマトフは、8歳から始めたウーシュー散打でロシア王者に。アーミー・ハンド・トゥ・ハンド・コンバットでは北コーカサス王座に2度輝き、10年間で120試合以上を経験した散打のキャリアを経てMMAに転向。プロデビュー戦以来ACA Young Eaglesで4戦し、すべてフィニッシュ勝利。24年11月にRIZIN初参戦で北方大地に1RパウンドTKO勝ち。25年7月のフライ級GP1回戦で征矢貴にTKO勝ちも、準決勝で扇久保博正に判定負け。今回はその再起戦となる。
会見で伊藤は、「元谷友貴に勝った扇久保博正に勝った神龍誠に勝った元谷友貴に勝ったララミーに勝った、伊藤裕樹です」と強引な五段論法を披露。続けて、「今回、RIZINの外国人ファイターで一番強いと思っているガジャマトフ選手との対戦が決まって、この8月、バッチリ勝って。最近ちょっと失恋したもので、また振り向いてもらえるように。大晦日、告白したい奴がいるので、また皆さん応援よろしくお願いします」と、神龍誠へのリベンジマッチを熱望した。
会見後も「もうほんと結構、誠に恋してるみたいな感じにしてるんですけど、もうチャンピオンになった途端にマジで何ひとつ連絡というか、反応してくれないですね。ツンデレなのかな、やっぱ、手に入らんくなると追いかけたくなる」と、6月の仙台大会で扇久保に判定勝ちでベルトを巻いた新王者への想いを告白。そのためにも、ガジャマトフに勝利し、アピールするつもりだ。
伊藤は、ガジャマトフの実力を「扇久保さんに負けただけで、あとはもう圧倒的なパフォーマンスをしてる。かなりの強敵ですね」と認める。扇久保は組みの展開でガジャマトフの得意な左での差しを許さず、右で差してテイクダウンを奪い組み伏せたが、誰もが同じ戦い方できるわけではない。伊藤は「ガジャマトフの攻略法は、まだそこにあるのかなと思いましたね。扇久保さんみたいに組んでトップコントロールしてっていうのが、一番の正攻法だと思うけど、それを俺がやれって言われてトヨタアリーナでそんなことしたら、もう会場みんな冷え切っちゃう」と笑い飛ばす。「この8月、本当の最強のガジャマトフをしっかりフィニッシュ、KOとかで倒して、『もう伊藤に大晦日、タイトルマッチ出てほしいわ』って言わせるぐらいの試合にしたいと思っています」と、テイクダウンも切りながら、相手の土俵でも打ち勝つ覚悟だ。
伊藤は、前戦でカルロス・モタを左ハイからのワンツーでKOした。「モタ。やばいっスね、あれ。対峙した時のプレッシャーが、ララミーもデカかったんですけど、モタの方が威圧感がすごいあった」と振り返る。「モタは反応もやっぱりいいんで、その反応のいいところに(反応させて)、フェイントを入れてからハイキック入れたら当たるかなって。それが上手いうことハマった感じですね」
そして、トニー・ララミー戦では、先に左でダウンを奪われながらも、集中力を切らさず、ボディ攻撃から左でダウンを奪い返して、ララミーの組みも防いで判定勝ちした。「ララミーがその前、村元(友太郎)君だったり、山内渉選手とやったときも『やっぱ強いな』みたいな感じだったんですけど、対外国人になると、やっぱりもう覚悟決めないと本当に1発で全部持ってかれる。だから、試合の時は『もう何としてでも勝つぞ』っていう気持ちだった」と、その集中力を語る。
伊藤は、ジョシュア・ヴァンの戦法を参考に覚醒したという。その結果、「あのステップをやり出してから誰からもテイクダウン取られる気がしない」と自信を見せる。ガジャマトフはオールラウンダーだが、この進化した伊藤の前に、その牙城は崩れるのか。8月11日、トヨタアリーナの熱狂が待ち遠しい。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 今、あなたにオススメ