UEFA、インファンティーノ信任を完全否定!ボイコット継続でFIFA会長選に突入へ
欧州サッカー連盟(UEFA)が、国際サッカー連盟(FIFA)に対して強硬な姿勢を崩さない。現地8月6日、UEFAは声明を発表し、前日にFIFA幹部会がジャンニ・インファンティーノ会長への全面支持を表明したことを完全に突っぱねた。
発端は、インファンティーノ会長が打ち出した「FIFA Forward Enterprise(FFE)」構想だ。これは男子・女子ワールドカップやクラブワールドカップを実質的に管理する新会社で、FIFAが過半数株を保有しつつ、20~30%を民間投資家に売却するという仰天プラン。さらに、FFEを支持する協会には4000万ドル(約63億円)を提供するとの提案もあった。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 当然、世界中から猛反発が巻き起こり、FIFAは現地5日にモロッコ・ラバトで緊急会議を開催。インファンティーノ会長はFFE構想の撤廃を約束し、「誤りがあった」と認めた上で、各加盟協会への謝罪と内部調査を実施すると発表。そのうえで幹部会は会長への全面的な支持を確認したのだ。
しかし、UEFAはこれを全く受け入れなかった。「UEFA加盟協会はFIFA大会への不参加条件を極めて明確に示していた。第一に、主要大会売却案の撤回。第二に、再びサッカーを歪める試みが行われないとの保証。これらの条件はまだ満たされていない」と断じた。
さらにUEFAは、土曜日の声明で既にインファンティーノ会長体制への信頼を失ったことを明言しており、「その立場に変わりはない」と強調。「昨日、FIFA会長に雇われ、そのキャリアが会長の意向に左右される一部の人々が彼に同意したと発表されたが、それによって何かが変わったわけではない」と、幹部会の信任には全く価値がないと一蹴した。
英公共放送『BBC』もこの騒動を詳報。UEFAが懸念するのは、今回の会議が現体制の職員だけの集まりだった点だ。インファンティーノ会長が厳しい質問に答えるよう迫られたのか不明で、誰が関与したのか、競争入札はあったのか、会長自身が個人的利益を得る立場だったのかといった核心的な疑問が残ったまま。FIFAは過ちを認め謝罪したものの、直接的な責任の所在は示されなかった。
UEFAはこれらの疑問への回答を求め、それを得るかインファンティーノ会長が退任するまで納得しない構えだ。
重要なのは来年3月18日、同じくラバトで行われるFIFA会長選挙。過去2回は無投票再選だったインファンティーノ会長だが、今回は一筋縄ではいかない。立候補受付は今年11月18日が締め切り。211の加盟協会の過半数を獲得しなければ4選はならない。UEFAのボイコット姿勢が、会長選にどう影響するか。サッカー界の頂点を巡る攻防は、ますます激しさを増している。
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