マハチェフがUFC17連勝でシウバ超え! ガリーの“ハグ”に王者困惑「これは戦争だ」
UFC世界ウェルター級王座を懸けた大一番は、イスラム・マハチェフ(ロシア)が挑戦者イアン・マシャド・ガリー(アイルランド)を相手に、5Rの死闘を制した。判定3-0(49-46×2、48-47)で勝利したマハチェフは、これでUFC17連勝。あのアンデウソン・シウバが持っていたUFC最多連勝記録を塗り替える偉業達成だ。
試合は、マハチェフのテイクダウンをことごとく凌ぐガリーの粘りが光った。2Rにはマハチェフが右ハイキックでダウンを奪うも、ガリーは立ち上がり、最終5Rまで食い下がる。しかし、マハチェフは最終回に渾身のボディロックテイクダウンからバックを奪取。王者の経験値が勝負を分けた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon だが、試合後に関係者をざわつかせたのは、ガリーの“紳士的すぎる”態度だった。マハチェフは会見で「正直、理解できない。これは戦いだ。ラウンドごとにハグをする必要なんてない。私たちは顔を壊し、目を壊すために戦争をしに来ている。イアンはリスペクトしすぎだ」と困惑を隠さない。「試合後、彼は『偉大なファイターと戦った』と言ってくれた。優しい男だが、これは遊びじゃない。ゲームじゃないんだ」
UFCのダナ・ホワイト代表も、この点を厳しく指摘した。「今夜は番狂わせが起こる条件が揃っていた。ガリーは体格が大きく、リーチがあり、テイクダウンディフェンスも素晴らしかった。だが5R目に出てきてハグや握手をするなんて、私をイライラさせる。GOAT(史上最高)に向かっていく5Rに、相手の手を握りになど行くな。圧倒しに行くんだ」。
ホワイト代表は、ガリーにチャンスがあったとも語る。「もし彼に5Rで、ほんの一瞬でもキラーインスティンクトがあったなら。あのコーナーから猛牛のように飛び出していけば、今頃は全く違う話になっていた。彼は後で試合を見返して『くそっ、やり直せたらいいのに』と思うだろう」。
一方、マハチェフは体格で上回る相手に対し、冷静に対処した。ホワイト代表は「イスラムは体格が大きく、強く、リーチのある相手をコントロールし、封じ込めた。彼の頭に入り込んでいたのか、それともガリーが5Rに握手しなければならなかったのか。イスラムは勝利のためにやるべきことを正確にやり遂げた」と絶賛した。
そんな中、ガリーは試合後にホワイト代表に「自分は世界最高の一人だ。また戻ってくる。これで終わりじゃない」と語ったという。ホワイト代表は「ガリーは品格のある男だ。だが、あのベルが鳴ったらスイッチを切り替えなければならない」と、最後まで闘志をむき出しにする必要性を強調した。
なお、今大会の入場収入は670万ドル、観客数は1万9238人でソールドアウト。会場記録を200万ドル更新する大盛況となった。マハチェフの新たな挑戦は、まだ続く。
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